エアプランツの冬の管理方法

その他

エアプランツとは

エアプランツは土が不要で、空気中の水分を葉上で結露させて取り込み育つ植物です。


チランジアとも呼ばれます

エアプランツの育て方についてです。

置き場所と日当たり

エアプランツは風通しの良い、明るい日陰を好みます。

直射日光は葉焼けや枯れる原因になるので注意が必要。

エアプランツの水やり後に風がなく蒸れが続いてしまうと、

根元の葉が黒くなり枯れてしまうことも。風通しよくしましょう。

温度


暑さにはそれほど強くなく寒さにも弱い植物です。

生育適温は20~30℃で、10℃以下になると生育が止まり5℃以下になると枯れる恐れがあります。

そのため夏は風通しの良い涼しい日陰、冬は室内で管理することが重要です。

屋外で育てている場合は、最低温度が10℃付近になり始めたら室内に移動させてください。

水やり


霧吹き:1週間に1~2回(夕方から夜にたっぷり)
ソーキング:月に1回程度


エアプランツの水やりは霧吹きで夕方から夜にかけて行うことが重要になります。

日が沈んで暗くなることで酸素や水分を吸収する「気孔」と呼ばれる穴が開くからです。

明るい日中に水やりをしても「気孔」が開いていないので、

水を吸収することができずに根腐れの原因になるので気を付けましょう。

梅雨時期と冬を除いて、月に一回程度バケツなどに溜めた水に4~6時間ほど浸す

「ソーキング」を行うと効率よく吸水して葉が元気になります。

肥料


エアプランツは基本的に、肥料は必要なく水だけで育ちます。

ただし生育期の春(3~5月)と秋(10~11月)に限り、液体肥料を与えると

葉にツヤのある大きな株になりやすいです。

規定の2倍以上薄めた液肥を霧吹きやソーキングで吸収させると良いでしょう。

通常の薄め方ではエアプランツにとって液肥が濃いので、

液肥を与える場合はさらに薄く作ることが大事なポイントです。

冬の育て方


エアプランツは寒さに弱いため最低気温が10度近くなったら室内へ取り込みます。

冬は室内の風通しを確保した明るい場所で管理してください。

冬の水やりは、暖かいお昼の時間帯に霧吹きで与えましょう。

冬の夜から朝は温度が冷え込むので、このタイミングで水を与えると根腐れの原因になりやすいです。

また暖房の風が直接当たるような場所は、乾燥して枯れてしまう可能性があるので避けます。

ソーキングは控えめにしましょう

寿命


エアプランツは花が咲くと半年~1年ほどで枯れてしまいます。

しかし花が咲くことで子株が出てくるので、そのまま子株を大きく育て株分けすれば、

親株同様に楽しむことができます。

花の咲かせ方

株が充実していないと花は咲きませんので、株分けしたばかりのエアプランツなど

小さいものは花が咲くまで時間がかかります。

花を咲かせるためには、春と秋の生育期に日光に当てながら適切に液肥を与えて育てると

株が大きくなり、花が咲きやすくなります。

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